永六輔さん

7月11日(月)に放送作家として
活躍されていた永六輔さんが亡くなられました

永六輔さんと聞くと
すぐに思い出すことがあります

小学6年生の女子の相談です
(子ども電話相談室)
Q「好きな人に告白する言葉を教えてください」

永六輔さんの答え
言葉は一番大切です
好きな人に「あ、この子好きだな」とか
「いい人だな」と思われるには
「おなべをいっしょに食べて同じものをおいしいと思う」
「夕やけを見て、両方が美しいなと思う」というような
同じ感動を同じ時点で受け止めるのが一番効果があります

例えば、「いただきます」とか
元気な声で言っていると、
それだけで
「あの子いただきますって言ってるな。
きっといい子なんだろうな」と思うじゃないですか

「あなたがすき」ですとか
「キミを僕のものにしたい」とか
「世界のどこかで待ってる」とか
そういうのはあんまり効果がありません

「きれいだな、おいしいな、うれしいな」
ということが同時に感じあえる環境が一番大事。

だから、「好きです、嫌いです」という言葉ではなく、
いい言葉を使っている子は好きになれる。

「あの人ならこの言葉は好きだろうな」と思った言葉を
何気なく使っているときの方がドキンとします。

「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です

だから、
いっしょの環境にいるときに同じ感動をする場面に出来るだけいっしょにいる。
スポーツの応援でもいいです。
そうすると、使いあっている同じ言葉にドキンとすることがあって、それが愛なんです。

自分でいうのもおかしいけど、ひとりでご飯を食べてておいしいことないです。
ひとりで野菜を食べているときは本当にさみしい。
やっぱり家族、好きな人といっしょのほうがいい。
二人っきり、まずはふたりになること。
きれいな言葉を使いあうこと。
きれいなことに感動すること。
ふたりで声をそろえて感動してください。


おいしいね
きれいだね
たのしいね

うれしいな
たのしいな
おもしろいな

「~ね」とか「~な」と言い合えることが
大切なことなんだな~と
思ったことがあります

永六輔さんの訃報を聞いて
思い出しました
ご冥福をお祈りします


今日も読んでいただきありがとうございます
生徒は「上を向いて歩こう」を
知りませんでした…

 

原点

2011年4月18日(月)
初めて教室に生徒を迎えました


鳥が鳥である 原点
それは つばさを持ったこと
魚が魚である 原点
それは 水中に生まれたこと

ぼくらは ぼくら人間の原点について
一度でも考えてみたことがあるか…

鳥たちは つばさを持ったから 飛ぶ
魚たちは 水中に生まれたから 泳ぐ
 
ぼくら人間は 直立する人類として
生き 歩く その意識を初めから持った

――歩いていこう 生きていこう
それが 意思する人間の原点であるなら
ぼくらは 常に その原点に立とう
  宮澤章二『行為の意味』(ごま書房新社)

生徒の笑顔が見たいから
ただそれだけのために
生き方を変え
環境を変え
やり方を変えました

そこからスタートして
いろいろとありましたが
順調に過ごしてきました

もう一度原点に立ち返り
生徒の笑顔のために
何ができるのか

自分に問い続けてみたいと思います


今日も読んでいただきありがとうございます
夏期特別講座
生徒募集中です!
17


  

心をよせる


宮澤章二『行為の意味』(ごま書房新社)より

あなたの「こころ」はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも「こころ」は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか

確かに「こころ」は誰にも見えない
けれど「こころづかい」は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから

同じように胸の中の「思い」は見えない
けれど「思いやり」はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから

あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
「心」も「思い」も 初めて美しく生きる
それは 人が人としていきることだ 

「こころ」 も「思い」も見えません
でも
「こころづかい」や「思いやり」は
見ることができます
行為として表現することができます

だから
ほんの些細な行為でも
思いをこめることはできます

ラベル貼り

たかがそんなとこにでも
思いを込めることはできます

おはよう!
目を見ていうのか
うつむいていうのか

そんなとこにでも
思いを込めることはできます

誰かに分かってもらいたい
理解してもらいたいからやるわけではありません

「行為」にこめた
自分の思いに気づく
心の余裕を持ちたいと思います

今日も読んでいただきありがとうございます
32
早く晴れないかな…
プロフィール

1972年 島根県 益田市生まれ
高校時代はテニスに没頭。仙台インターハイに出場。大学時代はテニスに没頭。主将としてリーグ戦を勝ち抜く。大学を卒業後、公立学校採用試験に合格せず4年間講師で県内をさまよう。その後、正式採用となり12年間島根県内の普通高校を渡り歩く。H23年4月、「プロの生き方」にあこがれて公立学校教諭を辞職。フリーの国語教師として再出発。志桜塾代表。趣味はテニス。上級指導員の資格をもつ。テニスから学んだ「機能分析」の考え方をもとに新しい国語の指導を模索している。

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