大丈夫か??

島根県の難関大学合格者数が
2015年度入試で最低の数字になりました

難関大学とは
旧七帝大のことをいっています
東京大学
京都大学
東北大学
九州大学
北海道大学
大阪大学
名古屋大学

詳しい数字は書きませんが
私が教員を辞めたのが2011年
四年後の2015年とを比較すると

100→60人ぐらいになっています
(数字は分かりやすくするために変えました)

その要因をどのように考えるのかは
様々な立場の人が
主体的に考えなければなりません

私個人としての考えは
資源のない島根県が発展していくためには
「教育」であると考えています

生涯において学ぶ力を身につけ
困難に立ち向かっていく力を
この島根で身につけ
世界に羽ばたいて欲しいと考えています

○○軍のように金にものを言わせるタイプよりは
広島カープのようにしっかりと人材を育成する方針を
とっていくのが島根のやり方だと考えています

それなのに!
とある学校の人は
難関大学合格者数の減少に
「状況が違うからね~」
とまるで他人事のような発言をしています

いつの時代も状況は
当たり前のように変化します
それが大前提で
目の前の生徒にどうやったら力がつくのかを考えるのが
教師としての役割です

その役割を果たそうとせず
他人事のような発言をして
生徒の現実から目をそらしてしまう

そんな人生の先輩にならないよう
私自身も日々精進していこうと思います

今日も読んでいただきありがとうございます
久しぶりの快晴です!
12


 

見えない壁

貧困については
奨学金のことに触れて
論じられていることがあります

確かに
学力と貧困は
何かしらの関係はあるでしょう

だからといって
あきらめる理由にはなりません

そもそも
公立の使命を忘れてはいけません

私は生徒に
「東京大学に合格して、
あえて入学せずに自分の進みたい先に行きなさい」
と極端な話をしていました

多くの生徒は
学力がないために
進路を選択できないのです

少ない進学先の中から
選ぶしかない状況に追い込まれているのです

その原因は
「学力」です
この場合の学力とは
テストで点数をとる力のことです

実際それが難しいのかというと
実はそうではありません

国語の場合は原理はとても簡単です
出題者の思いを見抜くこと
これがまずは国語では大切になってきます

原理が分かったからといって
できるようになるわけではありません
そこには修練が必要になってきます

例えば
テニスでは、勝つための原理は
「相手より一本多く、相手のコートに返す」だけです
この原理はシンプルですが
よほどの修練がないと実現できません

国語も同じで
原理に基づきながら、
きちんとした指導者について
日々修練することが大切になってきます


学校では本来
その修練を行う場であったはずです
経済的に困難があるからこそ
できたのが公立学校

本来公立学校の使命は
保護者の経済的状況に関係なく
学力をつけられる場でした

だからこそ
今の時代で求められるのは
「公立校の復権」です

しかし、やっと出番が来た公立校では
「やらない言い訳」
「利権の主張」ばかりの気がします

関東の大学に進学することが
人生の目的でも
良い人生を送るための要因ではありません

関東の大学に進学しなくなったのは
関東の大学に価値がなくなったことと
公立校が本来あるべき使命を忘れてしまったことが
要因だと考えています

この右肩下がりの時代だからこそ
地方出身者が学力をつけて活躍できる
チャンスなのだと考えています



うーん

この記事見ました?

朝日新聞 5月1日(日)付け
「地方高校生に東京離れ」

その中で
松江南高校の現状について
島根大55人
岡山大16人
鳥取大16人
と書いてあります

同校のHPでは
     H27 26 25 24
島根大学 55 32 64 39
岡山大学 16 11 19 10
鳥取大学 16 17 21 15

H24年から地元島根大学の割合は多いんですよね
ということはずっと経済的な理由が一因で
地元の大学を選んでいるのでしょうか?

もう一つの進学校 松江北高校では
     H27 26 25 24
島根大学 31 37 34 35
岡山大学 14 8  8 17
鳥取大学 19 19 19 17
国公立大学合格者数は173人(H27)から考えると
島根大学の割合
H27 17.9%
H26 21.1%
H25 20.4%
H24 18.9%

これを多いとみるのか?

この状況を考察しても
記事が言うような
「「広い世界を見てほしいが、無理強いはできない」。
長野博校長(59)が生徒の東京離れの一因とみるのは、経済負担だ。
地元でも国立大の授業料は年約54万円で30年前の2倍超。
都内なら仕送りも要る。同高では近年、卒業生の約半数が奨学金を申請する。」
ということは推論しにくいのです

「経済負担」だ!
というならば
松江南高校の進学先で
国公立大学の合格者数(延べ)200名
私立大学は235名
合格大学も
専修大学、法政大学、明治大学、日本大学、早稲田大学
など関東の学校もあることから考えると
経済的負担が理由になるのだろうか?

まして
「都内なら仕送りも要る。同高では近年、卒業生の約半数が奨学金を申請する。」
と2文をつなげているけれども
松江南高校の約半数が私立大学への進学であることを考えると
そりゃ奨学金を申請するでしょう


うーん
何を持って「経済負担」のことを言うのだろう?
もしかしたら、生徒の経済状況のことを把握して言っているのだろうか?

同記事では
松江市の進学塾経営者は「親に『子どもに近場の大学を勧めて』と頼まれることが増えた」。
と書いているが、私はそんなことを親から聞いたことはない


もちろん教員時代も経済状況を心配する保護者はいた
当然、お金がたくさんあるから勉強などしなくて良い!
という保護者はいない

それでも、地元の大学だけと
かたくなに言うのは10人いなかった

2011年から急激に経済状況が悪くなって
そのようなことが現場にいない私には見えなくなってしまったのかもしれない
しかし、記事を読む限りでは
「経済負担」の根拠となるものは何一つない

地方高校生に東京離れがあるのは
東京の国公立大学は難関でしかないこと
そもそも関東の大学は少ないことがある

最近はやりの医学部へ進学となると
東京では
東京大学
東京医科歯科大学
の2校しか、国公立大学はない

この2校はかなりの難関である
したがって進学先として考慮には入れられないだろう


この記事を読んで
うーん、とうなってしまった
なんとなく雰囲気として事実が列挙されているが
どれも切り貼りした感じがする
都合の良い情報を持って論じている感じがする

批判だけではよろしくないので
次は私の考えも述べていきたいと思う

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今日も読んでいただきありがとうございます
ツッコミどころ満載で 楽しくなりますね
プロフィール

1972年 島根県 益田市生まれ
高校時代はテニスに没頭。仙台インターハイに出場。大学時代はテニスに没頭。主将としてリーグ戦を勝ち抜く。大学を卒業後、公立学校採用試験に合格せず4年間講師で県内をさまよう。その後、正式採用となり12年間島根県内の普通高校を渡り歩く。H23年4月、「プロの生き方」にあこがれて公立学校教諭を辞職。フリーの国語教師として再出発。志桜塾代表。趣味はテニス。上級指導員の資格をもつ。テニスから学んだ「機能分析」の考え方をもとに新しい国語の指導を模索している。

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